皆さんご存知の三輪タクシー「トゥクトゥク」と言えば、アジアの風景を思い浮かべる方が多いと思います。
実は、タンザニアでも日常の足として市民に親しまれているのですよ!
タンザニアでは、製造メーカーの名前をそのまま取って「バジャジ」と呼ばれています。

最も身近な市民の足である路線バスの運賃が1ルート400~600シリンギ(1000シリンギ=約67円)なのに対し、バジャジは乗る前の交渉次第ではあるものの、1キロ1000シリンギ辺りが目安。
バスに比べると割高ですが、座ったままドア・ツー・ドアでたどり着けるサービスがタクシーより安く利用出来るとあってすっかり定着しています。
当地では横道に入ると未舗装の道が多いため、運転が乱暴だとデコボコ道では車体が飛び上がったり傾いたりと、ハラハラさせられます! 
小回りが良くムチャがきくため、転倒事故も少なくありません。

気持よくバジャジを利用するために気をつけたいこと、以下3点。
1.降車時のトラブルを避けるため、乗り込む前にしっかり値段交渉して合意を明確にしておくこと!
2.乗車中は気を抜かず、運転手が乱暴運転をしたらゆっくり行くようにと伝えると良いでしょう。
3.おつりが細かいと運転手に手持ちがなかったり、お釣りを用立ててくれる間待たされる羽目になるので、出来るだけお釣りが要らないようにしておきましょう!
旅行者には便利な移動手段ですので、上手に利用したいですよね。
なお、ダルエスサラーム市内中心部はバジャジの乗り入れ禁止区域となっていますので注意してくださいね。


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