この秋に発表された、タイのNGO組織により行われた抜き打ち調査によれば、大手スーパーや、生鮮食品市場の野菜の56%から、基準値を上回る残留農薬が検出されました。
中には、オーガニックがうたわれたものからも残留農薬が見つかったということで、スーパーなどでオーガニックのマークをつけて売られている野菜の信用問題にもなっています。
そのため、チェンマイでも、オーガニック野菜への関心が高まっていて、オーガニックマーケットも様々な場所で開催されるようになりました。

チェンマイ大学の農学部では、オーガニックの野菜を栽培していますが、水曜日と土曜日の朝は、販売会が行われます。
水曜日は、市内のチェンマイ大学構内の農学部近くで開催されます。
土曜日は、ワットプラタートドイカムの先にあるチェンマイ大学農学部メーヒアキャンパス内で開催です。
土曜日のマーケットは車がないと不便ですが、それでも朝早くから地元の人がたくさん車でやってきます。
道には交通整理のポリスまでいるほどです。




販売場に隣接する畑からまさに今、採れたての野菜が運ばれ、その場で量り売りされます。
チェンマイ大学の野菜であるという信頼と、スーパーよりもかなり安い値段設定も人気の理由でしょう。
高級スーパーでオーガニックのマークが貼られている野菜よりも半額以下です。
また、販売上には、野菜以外にも、惣菜、果物、穀物類、クッキーなど様々なものが並びます。
コーヒースタンドも出るので、軽く朝食を食べることもできます。
長期滞在者の方だったら、土曜日の朝のドライブにオーガニックマーケットに出かけてみるのも楽しいですよ。


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