虫下しという薬を知っていますか?日本ではあまり馴染みがありませんが、寄生虫に感染した場合に服用する薬です。

ベトナムでは特に生野菜などに寄生虫の卵がついていると言われており、市場で購入した野菜や、路上店舗で食べるお料理は危険と言われております。ベトナムで虫下しと言えば「Fugacar」ということで、今回はFugacarについてご紹介します。






Fugacarはベトナムで有名な虫下しの薬です。ベトナムの幼稚園では年に数回必ず服用する薬です。ベトナム進出している日系企業でも服用を勧めているようです。この薬は寄生虫に感染していなくても、寄生虫予防として飲むことができます。

まずは薬局で購入します。「Fugacar」(フガカー)と言えば薬剤師が出してくれます。1箱に1錠でチョコレート味やフルーツパンチ味などがあります。値段は2万ドンなので日本円で100円程です。1歳未満の子ども、妊娠初期の方、授乳中の方などは服用を控えて下さい。また服用する際は説明書を読んでから服用してください。






見た目はラムネのようなタブレット錠剤です。これを噛み砕いて飲みます。チョコレートやフルーツパンチ味はラムネを食べているようで、子どもでも服用できます。服用後はおならが臭くなる、便秘になるなどと言われておりますが、特に異常はありませんでした。

ベトナムだけでなく東南アジアはまだまだ衛生環境が不十分です。食に対する安全軽視、生肉などの食習慣もあるので、寄生虫対策はとても大事です。

現地のベトナム人も半年に一度は服用しますので、長期滞在の方はもちろん、ローカルフードを楽しみたい旅行者方も服用してみてはいかがでしょうか。

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