“ビッグマック指数”というのを聞いたことはありませんか?
これは、世界中のマクドナルドで売られているビッグマック1つの値段を比較した購買力評価のことです。
同じ味のビッグマックですが、国それぞれの原材料仕入れ価格や光熱費、人件費などが理由で単価が変わってきます。
すなわちビックマック1つの値段は経済のひとつの参考基準になり、安く買える国ほど通貨が過小価値されている状態を表すことになります。
ビッグマック指数はイギリスの経済誌「エコノミスト」が発表しているのですが、毎年ダントツ1位(高い順)を占めているのがスイスなのです(2017年1月のランキング)。

スイスでは日本円にして721円で販売されています。
日本だと380円(33位)で食べられるので約2倍。
よく、観光客たちがスイスのマックは高すぎる!というのを耳にしますが、なんだか申し訳ない気持ちになります。
日本とスイスでは圧倒的な需要量の違いがあるものの、人件費がとっても高いスイス。
マクドナルドをお気軽利用できないのは在住日本人も同じ。
ちなみに、日本ではマクドナルドのことを「マック」といいますが、スイス(フランス)人は「マクドー」といいます。ま、どうでもいいですけどね(笑)。


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