昨夏の帰国中に(念願だった!) 新橋での焼鳥屋デビューを果たした筆者ですが、そこで出会ったのが“ぼんちり”。
尻尾の部分でぼんぼりのようだから、ぼんちり、となったそう。
カウンター席に座り店主のうんちくに耳を傾けながら何度もリクエストしていました。
噛むごとに、凝縮された油が香ばしく口の中に広がる、あの食感と贅沢な味わいはスイスに戻っても忘れられません。

鶏肉はスイス(フランス)人たちも大好き。
内臓を取って丸ごとで売られているのでポッカリ空いた内部にハーブや塩バターなどを詰め、オーブンで40分くらいじっくり焼きます。
とても簡単に美味しい鳥料理が食べられます。

つい最近になってぼんちりの部分のことをフランス語でSot-l'y-laisee (ソリレッス)と呼ぶことを教えてもらいました(辞書には載っておらず)。
直訳すると「そこを残すなんて間抜けな奴め!」という意味。
さすが美食の国、日本とフランス。
おいしいものはどこに行ってもおいしい、ということですね。


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