日本の猫ブームに乗って、中国でもかわいい猫グッズをはじめ、猫をお店の看板にしたところが増えてきました。女性を主に狙ったお店が、これらかわいい猫を使って出店しているのですが、最近では昔ながらの食べ物にも猫が使われるようになっています。

その代表例が、辛いおやつで知られている「串串」(チュアン・チュアン)。レンコンの薄切りや根昆布、湯葉などをはじめとする健康に良さそうな材料を、辛いタレにつけている状態でいただく現地の人のおやつなのですが、その伝統的なお店にも、なぜか猫の看板が使われるようになりました。

かわいいものが大好きな女性は、迷わず「天心猫」というお店で、これら辛いおやつを調達するのです。値段は他の辛いものが売っているお店より、少し割高なのですが、それでも猫のかわいさあまりにお店の前で足を停めて、美味しそうな辛いおやつ「串串」を思わず買ってしまうのです。

猫をキャラクターとして用いてから、お店の周りにはたくさんのお客が集まるようになっています。中国人の購買意欲をガッチリと掴んでいるようです。


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