以前にも触れたことがあるのですが、四川省・成都は春の季節が1週間ほどしかありません。ダウンコートから綿コートに切り替え、そのあと1週間で半袖Tシャツの時期がやってくるのです。

四川省は盆地のため、紫外線がそれほど強くありませんが、ムシムシとした熱気がこもっている状態なので、外出先でお店に立ち寄り、クーラーにあたるといったことが珍しくないほどです。

そこで人気になるお店が、ファーストフード店。

マクドナルドやキングバーガー、ケンタッキーも人気なのですが、最近は唐揚げ屋さんが大人気で、唐揚げにポテト、冷たいドリンクがセットメニューとしておかれているお店に若い人たちが集まっています。

それでも量が足りない人は、ハンバーガーなどを追加注文する感じで、食文化が欧米並みになってきたことを物語っています。

これらファーストフード店の多くは、果汁100%ジュースなども置かれていて、果物の安い中国だからこそできるフレッシュジュースやグリーンスムージーなどを格安でいただくことも可能です。昼間の時間にフラリと立ち寄ると、お客も少なく、ゆっくりとクーラーにあたりながら時間が過ごせますよ。

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