フランクフルトのリンゴ酒レストランには欠かせないメニューに、ハントケーゼ(Handkäse)と言われるものがあります。名前のとおり、チーズの一種(Käseはドイツ語でチーズの意味)なのですが、手で成形することからHandが名前についているのだとか。

このハントケーゼ、Sauermilchkäse(サワーミルクチーズ)で作られていて、脂肪分がとっても少ないんです。そして提供されるときは普通の「ハントケーゼ」か「ハントケーゼ・ミット・ムジーク(音の鳴るハントケーゼ)」の二種類があります。

音の鳴るハントケーゼというのは、普通のハントケーゼをオイルや酢、タマネギをみじん切りにしたものなどでマリネしてあるものです。音の鳴る由来は、酢やタマネギにより腸が活性化されガスが出やすくなるというものや、マリネ時にタマネギとオイルがぶつかって音が鳴る、という言われもあります。

ハントケーゼは普通のチーズと違って、とってももちもちしています!
これを切り分けてそのまま食べたり、添えられる黒パンに乗せて食べたりします。

酒場で周りを見ると、かなりの確実でドイツ人はまずハントケーゼを注文し、それをリンゴ酒やビールで楽しみながら食事を待つ、といったスタイルで食べているようです。

見た目はとっても素朴なのですが、特にハントケーゼ・ミット・ムジークは酢のマリネが効いていてさっぱりしていてとってもおいしいんです!メニューで見かけたら、是非試してみてくださいね!だいたい3ユーロ(約400円)ほどで楽しめますので、ドイツの味をぜひ楽しんでみてください!

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