ケルンといえばオーデコロン!街中に香水がたくさん売られているのですが、その筆頭格は4711という日本でもよく知られているブランドのもの、そしてファリーナという18世紀初頭に世界最古のオーデコロンを生み出したといわれるブランドのものです。

どちらもとても良い香りがするのですが、個人的には4711はさわやかなムスク系の香りがするので男性向け、ファリーナは甘い優しい香りなので女性向けかな、と思っています。それぞれのパッケージも4711はグリーン、ファリーナは赤です。

今回はファリーナ・ハウスに行ってみました。ファリーナの香水は4711と違い、販売されている場所が限られているので、ケルンを訪れる場合は是非立ち寄ってほしい場所です。

ここは1階がショップ、2階と地下が博物館になっており、英語あるいはドイツ語でのツアーガイドにより見学可能です。ツアーガイドではファリーナ氏に扮した男性がオーデコロンの歴史やどうやって作られたか、18、19世紀の香水の使われ方などを詳しく教えてくれます。






古い香水瓶や昔の帳面なども残されていて、見ごたえたっぷりです。最後には小さなファリーナの香水がおまけとしてもらえるので、香水や当時の社会風俗に興味のある方にはこのツアーガイドはとてもおススメ!

また、ショップには様々なサイズのファリーナ香水が売られていて、おみやげにもぴったりです。それに建物自体も豪華! 香水も文化や歴史も建築物も楽しめる場所です。

もう1つの香水4711はファリーナに1世紀遅れて開発された香水ですが、「不思議な水」として徐々に人気を博していきました。4711という名前はその工房があった通りの番地に由来します。4711は大都市のドラッグストアでも売られているのを良く見かけますが、ケルンのショップにはもっとたくさんの種類が売られています!






石けんやボディーシートなど、ちょっとしたおみやげになりそうなものもたくさんあるので、やはりケルンで購入するのが楽しいかもしれません。

ケルンに立ち寄られる際には是非この2つの「ケルンの水」を比べてみてくださいね!

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