日本の宅配ボックスは家庭用の小さめのタイプが普及しているようですが、中国ではマンション居住者すべてが利用できる大型宅配ボックスをよく見かけます。

暗証番号で開けるタイプの家庭用宅配ボックスは、荷物ごとそっくり盗まれる危険がありますし、暗証番号を盗み取り、中の荷物を取り出してしまうという心配があります。でも、マンション設置の大型共有タイプなら、その心配はありません。荷物の受け取りは電子化されているので、開けられて荷物を盗まれることもないので、安心です。






<宅配ボックスのしくみとは?>
利用方法は簡単です。受取人が不在の時、配達員は宅配ボックスに荷物を入れておきます。宅配ボックスに入れた旨を記したメールを受取人に送り、後で好きな時に荷物を受け取りに来てもらうというシステムです。

宅配ボックスのタッチパネルで、宅配人から送られてきたIDを入力すると荷物の入った扉がパカッと開くので、すぐに荷物を受け取ることができます。スマートフォン、電子決済が普及し、ネットショッピング利用者も多い中国で、宅配ボックスの設置が今後も増加していくことが見込まれます。



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