ネパールの朝のお茶屋さんや、長距離バス移動中に遭遇するドライブイン的な軽食屋さんでよく見かけるドーナツみたいなもの。
これはお米の粉で作られたもので、セルロティと呼ばれます。

粗めに挽いた米の粉に砂糖と水を加えて作ったゆるめの生地を、細めのドーナツ状に油であげたもの。
米の粉が粗挽きなので、ちょっとプチプチとした食感です。
時間が経つとだんだんと固くなってしまうので、揚げたてを食べるのがベストです。

朝、チヤ(ネパール式ミルクティー)と一緒にいただいてもいいし、軽食としてなら、ひよこ豆のカレーや、ジャガイモのアチャール(スパイス味のサラダのようなもの)と一緒に食べるのグッド。
甘いドーナツとカレーって合うの? と思われる方もいると思いますが、これ、一度、お試しあれ。
意外にも、いいコンビネーションで、セルロティの甘さがカレーの辛さを抑えてくれます。

お祭りや、結婚式など様々な儀式の時にも、セルロティは欠かせません。
ネパールのお祭りや儀式では、大勢の人を呼んでお振る舞いをするのが常ですが、こういう時は、大量のセルロティが揚げられます。
ネパール式お米のドーナツ、セルロティ。
街中で揚げたてを見かけたら、ぜひ、食べてみてくださいね。


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