Hola Bon dia!
スペイン料理といえば、まずパエリアを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。(ちなみにスペイン人の発音ではパエリアやパエリヤよりもパエヤ、といった感じです。)
日本でもファミリーレストラン等でも気軽に食べられるものだと思います。
しかし、スペインでのパエリアは日本でのイメージとちょっと違う感じです。

1.とにかく量が多い
鍋が大きい。写真は、友人宅でのホームパーティーの際のものですが、これで30-40人分くらいあります。(ここから煮立たせていくのでスープみたいに見えます)
普通にレストランで頼む場合には、だいたい2名以上からと言われ、値段を見ると「え?ちょっと高いな」と一瞬思うかもしれないのですが、出てくる量を見るとだいたい納得かと思います。

2.そんな頻繁に食べない
日本人でいうちらし寿司的な感覚らしいです。
とはいえ、バルセロナは一大観光地なので、結構パエリアがあるレストランが多いです。
特にバルセロネータあたりは、パエリアを押し出したレストランが立ち並んでいます。
美味しいお店を見つけるのはちょっと難しいかもしれませんが、正直どこのお店でもそこそこのものは食べられると思いますので、お店の雰囲気等を大事にされるのもよいかとおもいます。




3.あくまでランチ
これもちらし寿司のアイディアと似ているのですが、基本的には地元の人は夜ごはんにはパエリアを食べません。
なぜって、結構ヘビーなので夜にはつらいから、、、結構単純な理由です笑

4. シーフードだけじゃない
パエリアの具材といえば、ムール貝や海老、イカといったシーフード、そしてパプリカや玉ねぎといったところでしょうか。
そして日本で食べるパエリアはだいたいなぜか黄色いですよね。
これ、サフランが入っているからです。
しかし、なぜかバルセロナで食べるパエリヤは茶色です。
そして、もちろんシーフードのものが多いです。
ただし、バリエーションとして、イカスミの真っ黒のものもあります。
また、フィデウアという、お米の代わりに短いパスタを使ったものもあります。
このフィデウア、なんだかオムそばの中身のようなかんじで懐かしいような新しいような、とてもオススメです!
ちなみにもともとパエリヤはスペイン南部、アンダルシア発祥で、鶏肉やうさぎの肉等を主に入れるそうです。
シーフードのものは、見た目も華やかにして観光客用にアレンジされたものだとか。
どちらも美味しいですけどね!

本場のパエリア、豪快で、味が染みて、とても美味しいです。
ぜひスペインにいらしたらお昼にゆっくりとパエリヤ堪能してくださいね!


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