首都アムステルダムの南西に位置する大都市ハーグには、大使館、政府機関、国連機関や王室があり、オランダの主要な行政を担っています。

ハーグで是非訪れてほしい「マウリッツハウス王立美術館」はもともと伯爵の邸宅であり、2014年にリニューアルオープンをして倍の広さに拡張されました。






この美術館の優れた点は専用アプリにあります。海外の美術館は総じて小さな文字でちょこちょこっと説明が書かれているだけですが、この美術館は専用アプリ(日本語対応)を導入しており、3D画像を取り入れるなど観光客を飽きさせない工夫がされています。

館内のFree Wi-fiを使用してディバイスに専用アプリをダウンロードしたら、チケットブースでイヤホン(無料)をもらえます。このアプリのおかげで、端的でわかりやすい解説を聞きながら快適に美術館を楽しめました。帰宅後もアプリは使用可能ですので、作品を見ながら思い出話もできます。この美術館を訪れる際は、スマートフォンを持っていくことをおすすめします。






この美術館の見どころは、フェルメール代表作の「真珠の耳飾りの少女」です。日本のフェルメール展では混雑しすぎてゆっくり作品を堪能できなかった方がいるかもしれませんが、(団体客がいなければ)ここは空いているためゆっくり鑑賞できますし写真も近くから撮れます。






さらに、レブラントの「テュルブ博士の解剖学講義」も人気です。






他にも誰もが教科書で一度は目にしたことがある、だまし絵の天才「エッシャー」の美術館、ハーグ市立美術館などが集結しています。このように、都市散策も楽しいのですが、北海に面する海岸はヨーロッパ人に人気のリゾート地で、夏場は賑わうそうです。今回は冬の旅行のため訪れませんでしたが、夏に旅行される方は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。


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