あんこは和菓子の専売かと思いきや、タンザニアにもありました。
上の写真の豆は「クンデ(Kunde)」と呼ばれる豆の煮る前の状態です。
見た目も小豆によく似ていませんか?

あんこを作る要領でこの豆を煮れば、あんこの出来上がりです。
味も風味も食感もまさにあんこで、決して「あんこもどき」などではありません。
豆を煮て、粒あんの状態になったものが下の写真です。




タンザニアでは一通りの種類の豆が一年中手に入るのですが、どうやらこの豆に関しては旬があるようです。
クンデであんこやお汁粉を作りたいと思っても、一年中手に入るわけではありません。
ところで、タンザニアの人たちはこの豆をどうやって食べているのでしょう?

以前、この豆をタンザニア人のお宅でご馳走になったことがあります。
水で炊いて砂糖で甘くした日本のあんこに対し、こちらは南国らしくココナツミルクで炊いてありました。
砂糖の甘さ加減も、見た目も日本のあんこと同じ仕上がりでしたが、ココナツがやさしく香る、とっても美味しい一品でした!


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