夏から秋にかけて、山積みになった果物を積んだトラックが一斉に路上に並びます。そして、それぞれのトラックに積まれた果物のたたき売りが始まります。

夏の時期に大量に売られた果物の中には、中国人に大人気の桃がありました。
中国人の好きな硬い桃から、日本人好みの柔らかい、ジューシーな桃まで、1.5キロで10元(約170円)で手に入れることができたので、毎日のように甘くてジューシーな桃を口にすることができました。

また、両手に持ちきれないほどの大きさのスイカも、夏の終わり時期になると1玉5元(約85円)で手に入れることができるので、飲み物代わりにスイカを食べることもしばしば。甘いスイカの汁を床にこぼしてしまうと、すぐにアリの行列がやってくるので要注意です。

秋口になると、トラックの荷台いっぱいにつまった青りんご、バナナ、メロン、ぶどうなどがやってきますし、日本で流行している、栄養満点のドラゴンフルーツもたくさんあります。香り高い果物がぎっしりつまった果物トラックの横を歩くと、とっても良い香りがするので、香りのよさと安い値段につられて、ついつい衝動買いをしてしまいます。

冷蔵庫の中には、すでに果物がぎっしりと詰まった状態で、傷んでもいない果物を消化させるために、毎日のようにジューサーの音があちらこちらで聞こえてくるほどです。すでに甘いぶどうをたくさん口にしました。果物好きな方には、四川省は天国ですよ！

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