アプサラには「天使・天女」の意味があり、踊ることにより神への祈りとして捧げられるものでした。
アンコール遺跡のレリーフにもたくさん登場しています。

ポル・ポト政権のクメール・ルージュにより踊り子の9割が処刑の対象となり、その時に振付を記録した書物も消失したようです。
生き残った師の働きによりこの伝統舞踊は復活を果たし、伝統を守るために踊り子の育成が行われています。




きらびやかな衣装、繊細な細工が施された冠、首飾り、腕輪など見ているだけでうっとりしてしまいますが、アプサラダンスの最大の特徴は何といっても手や指の動きです。
あんなに手が反り返ったら攣ってしまいそうと思うほどです。
指の反り方でダンサーのレベルが分かると言われるそうですから、指の動きは要チェックですよ。
AKBのようにセンター狙いしているんでしょうね。




アプサラダンスショーには男女で行うバンブーダンスのようなものもあります。
一応物語になっているようでこちらのダンスもなかなか面白いです。

妖艶に踊る姿はまさに天女の舞です。
アプサラダンスを鑑賞しながらディナーを楽しむことのできるレストランもありますから、ぜひカンボジアの伝統舞踊の素晴らしさに触れてみてください。


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