トルコ語でハムシというイワシ。日本でも煮干しなどでよく食べられているカタクチイワシです。体調が15cmくらいと小さめですが、美味しい魚です。

2016年の統計値によると、トルコで水揚げされた魚は1年間で26万3725トン、そのうち10万2595トンがハムシ(カタクチイワシ)、最もたくさん捕られていて、最もたくさん食べられている魚です。

黒海でとれるので、黒海沿岸で最も人気のある魚となっています。黒海出身の人に言わせると、魚類とハムシという認識で、魚類とは別にハムシという項目がある感じだといいます。

確かに、魚料理は焼くか揚げるかのどちらかが一般的ですが、ハムシになると、焼いたり揚げたりはもちろん、ピラフにしたりスープにしたり、煮込み料理に使ったり……バラエティーに富んでいます。

最もオーソドックスな食べ方は、やはり黒海岸でよく使われているトウモロコシの粉をつけて揚げる食べ方です。香ばしい粉がしっかり旨みを閉じ込めていて、とても美味です。

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