メキシコ人と一緒に仕事をしているとものの考え方の違いに驚くことがあります。
その1つが金銭感覚です。
日本では給与は月に1回振り込まれます。
しかし、メキシコ人は月に2回の給料日があり、月給が2分割されて振り込まれます。

 このようになっている理由は、メキシコ人はもらったお金はすぐに使ってしまうのが基本で、貯金という考え方がありません。
給料日明けの金曜日は特別な日であり、街のあちこちの飲食店がにぎわうことになります。
さらに次の週末に家族で買い物に行くのが基本であり、その週のスーパーは多くの人で込み合います。
 日本人の駐在員はメキシコ人のこのようなお金の使い方を分かっているのでなかなかお金に関する部署にメキシコ人を配置することができません。
予算を立てて、見積もりをすることがとても苦手で、最終的にたくさんの金額が余ったり、逆に大幅に不足したりすることがメキシコ人に任せている事務所ではよく起こり、日本人スタッフが頭を抱えています。


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