アメリカには「Barnes and Noble(バーンズ・アンド・ノーブル)」という大型チェーン書店が人気ですが、残念なことに活字離れがアメリカでも進んでいるようで、バーンズアンドノーブルも書籍以外にギフトやおもちゃを置いたりカフェを併設したりしていろいろ集客戦略を立てているようです。

そんな状況の中でも頑張っている個人経営の本屋はまだまだ数多くあります。私の住むペンシルベニア州中央のやや北、ウィリアムスポート(Williamsport)という街には、なんとアメリカ最古の「個人経営の」書店のうちの1つがあります。その名もOtto Bookstore(オットー・ブックストア)!






実はこの書店、はっきりとわかっているだけでも書店としては1841年から開店しているそう。街の小さな本屋として、この地域の人々にいろんな活字情報を与え続けてきました。本屋に入ると、手作りのポップ、季節感あふれるインテリア、年季の入った味のある本棚に詰め込まれた本たちが私達を迎え入れてくれます。小さい店舗ながらも、いろんなところに見やすく本が陳列されていて、「こんな小さな店にこんなにたくさん!」とびっくりしてしまいます。

今では本もインターネットで簡単に手に入りますが、やはり自分の店の本を知り尽くした店員さんと相談しながら本を買うと、本への愛着がわきますね。

実はアメリカ最古の本屋もペンシルベニアにあります。Bethlehem(ベツレヘム)というペンシルベニア南東の町にあるMoravian Book Store(モラビアン・ブックストア)はなんと創業1745年だそう!こちらの書店はもっと大きく、デリやギフトショップも併設されているようですが、街の目玉になっているくらい有名なのだそうです。

活字好きの人には、ペンシルベニアで本屋めぐりも楽しいかもしれませんね!

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