インドと中国に挟まれた小さな国ネパール。
発展途上の国で国民の半数以上は農家とも言われています。
発展途上国というと、農薬など使わず、昔ながらの自然農法が行われているように思われがちです。
しかし、意外にも、成長促進剤や残留農薬の問題はネパールでも昨今、大きな問題となっています。

そこで最近注目を集めるようになったのがオーガニック野菜です。
ネパールの首都カトマンズでは、20年以上前から在住外国人を主なターゲットとしたオーガニックの野菜をメインにした「ファーマーズマーケット」が毎週土曜日に開催されていました。
当時は利用者はほとんどが在住の外国人で、ネパール人の姿は見られませんでした。
ところが、昨今、ネパール人の健康志向が高まるとともに、通常の野菜よりも2〜3倍高いオーガニック野菜をネパール人も購入するようになってきました。

並ぶ野菜は、日本でもおなじみの、キャベツ、カリフラワー、さやいんげん、人参、大根、かぼちゃ、ブロッコリーなど。
野菜以外にも、パン屋さんや自家製チーズ屋、お惣菜屋なども並び、マーケット中央には、テーブルが用意され、購入したものをそこで食べることもできます。
場所は、カトマンズの日本大使館のある通りを約10分北上したところにある、「La Sherpa」というレストランのガーデンになります。
時間は店によって多少前後しますが、だいたい8時くらいから12時くらいまで。
カトマンズの在住者やネパール人の休日の朝が垣間見れる機会、蜂蜜や紅茶や石鹸などお土産になりそうなものも見つかるかもしれません。


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