日本では「4」や「9」といった数字は不吉とされていますよね。病院などでもそれらの数字がつく病棟や病室は飛ばされる傾向があります。

この写真はバンクーバー内の、あるマンションのエレベーターの写真ですが、何か気づくことはないですか?そう、13階がすっぽり抜けているんです。ここバンクーバーでは西洋の文化から「13」の数字が不吉とされています。部屋番号だけでなく階数ごと飛ばされているんです。

もともと日本が「4」を忌み嫌うのは中国の文化から伝わってきたものです。バンクーバーでは近年中国の富裕層が増えてきたことから、「13」のみならず「4」「14」「24」などの階数がないマンションも少なくはないようです。

そんなことをしてややこしくならないのかというのは当然の疑問で、最近では消防上の理由から危険視する声も上がってきました。例えばマンションの一室が火事になって通報が入ったとします。

通報者は「16階に住んでいる」と言いますが、4階、13階がないマンションだとすると、実際に外から見た階数は「14階」ということになります。そういった理由から、新しく建てられるマンションは階数を飛ばさないようになっているそうです。

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