ネパールの首都カトマンズは、唯一の国際線空港があるため、空路で入国するツーリストは、まずカトマンズを訪れることになります。
そのツーリストの多くが訪れるのがタメルです。
タメルは、カトマンズにある観光客のためのホテルやゲストハウス、レストラン、土産物屋が集まっているツーリストエリア。
いつも様々な国からの観光客で賑わっています。
ただ、狭い通りに、様々な店が軒を連ね、ツーリストが歩いている中を、タクシーやバイク、リキシャーと呼ばれる自転車タクシーが入り乱れていたため、安心して歩くことができませんでした。
それが、最近、タメルの一部が車両進入禁止となり、歩行者天国になったのです。

タメル名物だった、ビービー、ブーブーというクラクションが一気に減り、観光客は車を気にせずに歩けるようになりました。
ただし、ホテルにチェックインする人、チェックアウトする人には、ちょっと大変かもしれません。
舗装されているとはいえ、あちこちデコボコの道を、スーツケースをガラガラひっぱりながら歩かなければならないからです。
それでも、スーツケース1個ならまだいいのですが、複数スーツケースがあったり、コロの付いてない大きなバッグの場合、ちょっと困ります。
ぶらぶら歩きには快適になりましたが、荷物の大きな人には不便かもしれません。

車両進入禁止になっているのは、カトマンズゲストハウスのある南北の道(CHAKSIBARI MARG)と、その道から東に抜けてタメルチョーク(ナーシングチョーク)という交差点まで。
この間に宿泊予定の宿がある人は、ホテルまで荷物を自力で運べるように荷造りすることをお勧めします。

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