バンクーバーで国際映画祭が開催されました。9/27から10/12までの間に300を超える映画が上映されるとだけあって、映画館の周りは連日人であふれています。

そんな中迎えた映画祭5日目はいつも以上に盛況の様子で、入場列は最後尾が全く見えず、会場も満員御礼。以前来た時は閉鎖されていた3階席までオープンし、予備の椅子まで準備されているほど。

その日の上映は『万引き家族』。カンヌ国際映画祭で最高賞・パルムドール賞を受賞したとあってか、前評判もよくチケットは完売。日本人もちらほらいましたが、国籍問わずいろいろな人が見に来ている印象を受けました。

内容はネタバレになるので控えますが、カナダの人が思う「日本」とはかけ離れた実情が描かれていたのではと思います。父親が作業員として日当をもらいながらも生活に困窮する家族を見て、カナダ人の友人は「日本の建設業は給料が安いの?」と不思議がっていました。カナダでは給料がいい部類なので、そういった違いも興味深かったようです。

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