一昔前のアメリカは、サンクスギビングの翌日の金曜日はどのお店もクリスマスに向けての大セール開始ということで、朝早くから店の外では行列ができ、早朝(5時とか6時です)の開店と同時に客が店内に流れ込む…というのが一般的でした。でも、今ではちょっと事情が違います。

まず、お店は木曜日の夜からすでに開いています! 通常サンクスギビングはほとんどのお店が閉まるのですが、みんながサンクスギビングのごちそうを食べ終わった4、5時ごろから開店するのです! まるで日本の元日の開店事情みたいですね。年々どんどん早くなってきている気がします。新聞に入っている広告も、辞書なみに分厚い!






さらに、以前は店内が歩けなくなるくらい大混雑だったブラックフライデーも、オンラインショッピング普及の影響からか、多すぎず少なすぎずの程よい混み具合といった感じ。
それでも店舗限定のセールなどをめがけて、ショッピングモールなどはこの日が一番活気づきます。

私もブラックフライデーのショッピングに行ったのですが、行先は何とドラッグストア!
こんなところでもブラックフライデーセールをやっているのです。例えば、「これを買ったら○○ドルのクーポンを発行します。つまりタダ!」みたいなセールをやってました。目薬や洗剤などの日常品がいつもの5分の1の値段で買えてしまいました。こういうお得感を味わえるのはやはりブラックフライデーならでは!

いろんな過ごし方がでてきた最近のブラックフライデー。今ではオンラインショッピングが翌月曜日に安くできる「サイバーマンデー」も広まってきたし、これからもどんどん変化していくのでしょうね。


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