日本人がトロントに来て驚くものの1つにアルコールサービスがあります。

トロントがあるオンタリオ州はアルコールの持ち歩きやレストランでのアルコールのサービスに関してとても厳しく、特にパブやレストランなどではアルコールをサービスできる時間が朝11時から翌日の2時までと決まっています。

その為日本の居酒屋のような「オールで飲む」ということができず、クラブなどのエンターテイメント施設も2時には閉まります。

また、屋外での飲酒は法律で禁止されており、パブやレストランでもパティオなどの屋外スペースがあって許可を取っている所以外では飲めないのが通例です。
き、厳しい…。桜の季節に定番の「お花見をしながらビール」ができないのです…。パブやクラブなどでうっかりビールを持って外に出ちゃった!ということにならないように!

反対に喫煙は外でするのが普通なので、特にスモーカーの人はタバコと一緒にビールも持って出てないように注意が必要です。

そして飲む方も大変ですがサービスをする方も大変なのがトロント。オンタリオ州はserverと呼ばれるレストランのホールスタッフやバーテンダーなどアルコールをサービスする可能性のある人全てに「スマートサーブ」と呼ばれる州で定められた資格を取ることが義務付けられています。

私も初めてバーで働き始める時にオンラインで講習とテストを受けてスマートサーブを取りました。テストに合格するとカードサイズの証明書が届くので、お財布などに入れて仕事の時に携帯できるようにします。






夜、クラブやバーなどに行く際はお店の人に「What is your hours?」や「What time are you closing?」などと聞いて事前に確認しておくと安心ですね。トロントに来て夜遊んでいたら急にお店が閉まっちゃった!なんてことにならないように気をつけて下さいね!


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