チョコバナナやクレープ、パフェにパンケーキなど、さまざまな用途で日々大量に消費される果物の定番バナナ。
日本のスーパーに置いてない時期はない程、年間を通して供給されるバナナの約9割がフィリピン産のバナナということをご存知ですか?

日本では朝食やスイーツなど、食べ物として必要とされているバナナですが、実はフィリピンではバナナは食べ物としてだけで必要とされているわけではないのです。
フィリピンにおいて、バナナは食べるための実だけではなくその葉っぱさえも生活の中で使われています。
その用途は、お皿です。

バナナの葉っぱを見たことがない人もいるでしょう。バナナの葉っぱは、長さ1~3m程度で幅80cm~1m程度になる細長い楕円の形をしており、表面はつるつるとした綺麗な緑色で葉脈が中央から左右へ均一に綺麗にできています。

そのため、カットして綺麗に洗うとお皿や料理の台として使用できるのです。
フィリピンでは古くから葉っぱをお皿として活用しており、大人数のBBQや豚の丸焼きパーティーなどではよく使用されています。
専用の土台の上にバナナの葉っぱを敷いて食事をすれば洗い物がでることもないため、大人数のホームパーティーには最適なのです。

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