日本の冬と言えば、こたつでミカンが定番ですが、アメリカでもここ数年、『簡単に皮がむける小さなシトラス』の人気が急上昇中です。
この『簡単に皮がむける小さなシトラス』の代表的なもので、スーパーなどで簡単に手に入るのが、マンダリン、タンジェリン、クレメンタインの3つです。
一見すると、どれも、手のひらサイズのミカンで、同じように見えますが、実は小さな違いがあります。

中国からやってきたのが、マンダリン。
モロッコのタンジール地方が起源のタンジェリン。
マンダリンとオレンジを掛け合わせたものが、クレメンタインです。
この中で、確実に種があるのが、タンジェリンで、たまに種があるのが、クレメンタイン。
ほとんどが種なしで、日本のミカンに最も近いものが、マンダリンです。
ミカンのお味がするのはマンダリンで、オレンジっぽいお味はクレメンタイン。
その中間がタンジェリン、といった具合。




ほぼ日本のミカン、なマンダリンの2大ブランドと言えば、CutiesとHalos。
もともとは、サン・パシフィック社が大々的に売り出したマンダリンオレンジがCutiesで、その後に続いたパラマウント・シトラス社が何か変わる名前を、と付けたものがHalosなのです。
なので、簡単に言ってしまえばどちらも同じもの。
ちなみに、歌姫ビヨンセの有名な曲にも使用されている『Halo』。
意味は、後光や後輪、いわゆる、天使の輪っかのこと。
Halosのイラストに天使の輪っかがあるのはそういうわけなのです。


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