ベトナムの食堂でよく見かけるカインチュアスープ。甘酸っぱくて、野菜がたくさん入っているので、特に女性に人気です。そんなカインチュアスープをお家で作ってみたいと思います。

まずはカインチュアスープで一番大事な食材が、タマリンドです。日本ではなかなか手に入らない食材ですね。ベトナム人からは「日本の梅干しみたいな味」と教えてもらいました。たしかに蜂蜜漬けの梅干しに似ているような、似ていないような…とにかく甘酸っぱく、フルーティーな味です。






そして、メインのお出汁は魚です。ベトナム人曰く、どんな魚でも大丈夫とのことですが、お店でよく食べるのは白身の魚です。そしてお野菜はトマト、オクラ、パイナップルと謎の太い茎。この茎はハスイモの茎のようで、スポンジみたいな見た目です。

これだけの食材を揃えるのは大変と思いきや、スーパーでカインチュアスープのセットがあるではありませんか。これなら間違いなく出来るはず!という訳で、いざクッキング。

野菜たちは一口サイズに切り、魚は冷凍庫にあった白身魚のアラで代用。お魚のだし汁が出来たら、野菜を入れて、お湯で溶いたタマリンドを入れて煮込んでみました。






さて味見をしてみると不味い。これは大失敗だと思ったら、砂糖とニョクマムを入れないとダメなのよとアドバイス。なるほど…このスープキットだけではダメなのね。そんな訳で砂糖、ニョクマムに塩で味を整えたら出来上がりです。

調子に乗りすぎて沢山作った為、タマリンドの味が薄くなってしまいましたが、美味しかったです。家で簡単に出来るので、試してみる価値はあります。野菜は煮込み過ぎないのがベトナム流らしいです。ぜひお試しあれ。


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