インドの食事と聞くと日本にも数多くあるインドカレー屋での大きなナンと色とりどりのカレーをイメージする人が多いかと思います。

しかしインドはかなり広大な国です。住む場所も違えば食文化も変わります。
私たちの持っているイメージと違って南インドの人々はナンをあまり食べません。むしろ日本人と同じように白いご飯をカレーとともに食べるのです。

そして彼らの食事風景は一見の価値ありです。

少し高級なレストランへ行くとなんとお皿の代わりにバナナの葉が置いてありその上に次々と料理を載せてくれます。一枚の大きな葉っぱの上に数種類の料理が並び、その料理を手で食べる様子は日本から離れた異国に来た感覚を十分に味わうことができます。

食べ終わった後はそのまま半分に折りたたみ捨てることができるので片付けもかなり楽ですね。カレーを食べるとお皿を洗うのが大変ですが、南インド式のこの方法なら案外地球環境にも優しいのかもしれません。

南インドにお越しのさいはぜひこのバナナの葉でのご飯を楽しんでください。



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