甘くてお腹もちのいいバナナが、大好きだという方は多いのではないでしょうか?
インドネシアに住んでいると、よく日本の友人から「南国だからバナナって日本よりも安いんじゃないの?」と聞かれることがあります。
ところが、インドネシアではバナナは高級フルーツに分類されてもおかしくないくらい、お値段の高いフルーツなんです。

確かに、バナナのジャングルがある島々では、自分の庭に生えているバナナや野生のバナナを好きなだけ食べることができるかもしれません。
ですが、バリ島の都心ともなれば、バナナは路上のバナナ専門店かスーパーで購入することになります。
通常1本が10~20円、バリ人の祭事があるときなどはもっと値段が高くなります。
小さいモンキーバナナでもそんな値段ですから、日本で売っている大きなバナナとは比べ物にならないほど高い、ということがわかるのではないでしょうか?




ところで、「バナナ専門店ってなに?!」と思われた方もおられるでしょう。
バナナ専門店とは、その名の通りバナナしか売っていないお店のこと。
どうせなら他のフルーツも一緒に売ればいいのに、と思ってしまうのですが、なぜかバナナしか売っていないお店が多いのが特徴です。
バナナの揚げ物を売る屋台が多いから、バナナ専門店があるのかな?とも思ってみたりするのですが、どうやらそうでもないらしい。
バリ人の祭事の際にバナナがお供え物でよく使われるから?とも思ってみるのですが、これもどうやら違うようです。
バナナしか売っていないのは、どうもバナナしか売る気がないから、もしくは他のフルーツを仕入れるのが面倒だから、という理由が一番濃厚かもしれませんね。


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