ベトナムは長きに渡りフランス統治時代がありました。その為フランス式の建物が数多く建てられ、今でもその名残が感じられます。ベトナム戦争により破壊された建物も復元され、現在では観光スポットとなった建物がいくつかあります。

今回はホーチミンの建築物をご紹介します。

まずはオペラハウスです。1898年に建てられた劇場はバロック様式の建物です。豪華な外観に入口の女神像が印象的な建物です。統治時代は劇場として利用されていました。






しかし、ベトナム戦争時代には南ベトナムの国会議事堂として利用されていました。行政利用のため、フランスから取り寄せた豪華な装飾品は撤去され、無機質な建物となってしまいました。その後、1998年に復元が開始され現在の姿となりました。

今では人気の観光スポットとなり、外国人がカメラ片手に訪れる場所です。夜はライトアップもされ、幻想的な雰囲気です。






次にご紹介するのが人民委員会庁舎です。この建物もフランス統治時代に市役所として建てられた建物です。現在は人民委員会庁舎のため、建物の中に入ることは出来ません。

建物の前にはホーチミンの銅像があります。南部解放記念日の前だったので、お花が飾られていました。銅像の回りにはピンク色のハスの花が咲いています。こちらもホーチミンの観光スポットなので、いつ行っても観光客で賑わっています。






またオペラハウス同様、夜はライトアップされています。2015年にグエンフエ通りの改修が終わり、噴水などがある憩いの場となりました。

東洋のパリと言われるベトナムは、他にもアジアとは思えないような洋風な建物がいくつも残され、現在も利用されています。ぜひ散策がてら行ってみてください。

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