河南省は中国のなかでもちょうど真ん中くらいに位置する場所にあります。
日本ではあまり馴染みはありませんが、中国古代伝説のなかの女神女媧(じょかの発祥の地ということもあり歴史が長いのが特徴です。

この河南省で有名な食べ物といえば「烩面(ホイミエン)」を挙げることができるでしょう。
中国十大麺料理のひとつにも選ばれているラーメンで、その歴史は4000年にも及ぶといわれています。

このラーメンは豚骨ではなく羊骨をつかった白濁スープが特徴になっていますが、さらに特筆すべきなのが非常に太いモチモチした麺になります。
中国にはどこの場所でも烩面(ホイミエン)料理屋さんを見かけることができますが、本場の河南省の面は非常に太く、食感の強さが特徴的です。

トッピングについては各店舗によっても違いがありますが、うずらの卵、パクチー、レタス、羊肉、きくらげなどが一般的でしょう。
羊の独特の臭いが気になるかもしれませんが、こってりとしたスープは非常にマイルドで麺とからんで非常においしいです。
値段も日本円で150円くらいと安いので、河南省に行く機会があればぜひお試し下さい。


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