バルやカフェでは通常コーヒーを飲む方が多いのですが、ハーブティーを置いています。しかし、スペインではハーブティーは「ティー(お茶)」ではないのです。

スペインで「ティー(té)」はいわゆるお茶の葉から作られた飲み物だけをさすので、イングリッリュティー、ティ・ウーロン(ウーロン茶)、テ・ハポネス(日本茶)くらいで、ハーブティーやルイボスティーはインフシオンと呼ばれます。

インフシオンはお茶以外でアルコールを含まない飲み物(ノンアルコールビール等はのぞく)をさすので、コカコーラやファンタなどの炭酸飲料も含まれます。

スペインのハーブティーでもっともポピュラーなのがカモミールティーで、スペイン語ではmansanilla(マンサニージャ)です。多くのお店でティーバックで出されますが、スーパー等でもとてもお手頃価格で買う事ができます。

シンプルなカモミールだけの物もありますが、お勧めは蜂蜜入りです。Mansanilla con miel(con mielは蜂蜜入り)は蜂蜜パウダー入りで、甘口で飲みやすく、人気があります。

その他アニス入り(con anis)もありますが、こちらはややスパイシーな甘みのある香りで、ちょっと癖があるので好みが分かれる様です。

コーヒーが苦手な方、また、安くて軽いお土産を購入されたい方にお勧めです。

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