日本とは違って欧米諸国ではレストランでチップを渡す習慣があります。日本ではサービス料が料金に含まれていることが多いので、海外のレストランに行くと戸惑ってしまうことも。今回は、私が実践しているチップの簡単な計算方法を紹介します。

まずはいくら渡すか、というのがポイントですね。レストランではだいたい支払金額の15~20%が妥当だと言われています。私がよくやるのは、金額を2倍にした額の10分の1を計算し、合計金額の前後でキリのいい数字になるようにします。

例えば、18ドル分の食事をした場合、2倍した額(36ドル)の10分の1は3.6ドルです。18+3.6=21.6ドル。なので、端数を切り捨てて21ドルを支払います(サービスが特にいい場合は端数を切り上げて22ドルにするかもしれません)。

支払い方は、カード(カード可のお店なら)でも現金でもどちらでも払えます。
現金ならその分のお金をテーブルに置いておけば大丈夫です。

カードの場合は、
(1) 伝票がはさまれたバインダーが渡されるので、そこにカードをはさみ、ウェイターに渡します。

(2) ウェイターがカードをスキャンしてカードを戻しに来ます。その時にバインダーには領収書が2枚(自分用と店用)があります。

(3) 自分用、店用どちらにも、チップの金額、合計金額を書き込み、サインします。

(4) 店用の領収書はバインダーに残し、自分用は持ち帰ります。

カード支払いは自分で金額を書き込むので、私も最初は戸惑いましたが、これまでに不当な請求が来たこともありませんし、アメリカではかなり前から一般的な流れのようです。

最近はチップの金額が選択式になっていることも!
これはタクシーやセルフサービス風のカフェ(レジで注文して金額を支払うようなお店です)に多いのですが、合計金額とは別に15%、20%、25%の選択肢が表示され、好きな金額のボタンを押すだけでチップを払ったことになります。

それでもやっぱり、チップを渡すのに慣れてないとドキドキしちゃいますよね。
私は買い物などで1ドル札が出ると、使わずにとっておき、レストランのチップ用にしています。皆さんもぜひ、参考にしてみてくださいね。

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