約20年前のベルリンの壁崩壊を記憶している方も少なくないかもしれません。
東西ドイツ統一直後のベルリンは、社会主義の支配下で経済不況だったということもあり街並みは質素でやや寒々とした雰囲気でした。

しかし、15年前に訪れたベルリンとは打って変わり、戦争で壊された建物群は撤去され、急ピッチで都市開発が進められています。首都でありながら他の都市の方が経済力が強く注目を浴びがちですが、2016年現在のベルリンはまるで東京丸の内のビル街に成長を遂げていました。






ベルリン市内を流れる川の中央には博物館島という島があり、その島の上には博物館や美術館が集結しています。施設の規模が一つひとつ大きいので、ミュージアム共通券を購入したものの、2つ巡るだけでお腹いっぱいでした。






博物館島の近くにはアート&ノスタルジーマーケットが土日に開催されており、アンティークな本や工芸品が所せましと並んでいます。ドイツ語は読めないものの、アンティーク本の美しさ、可愛らしさに思わず本を手に取り購入してしまいました。






さらに、ベルリンといえば避けて通れないのが、ナチスによる爪痕と東西ドイツの分裂という暗い歴史です。ユダヤ博物館は日本語のオーディオガイドもあり、わかりやすい展示となっています。こうしたドイツの歴史に触れることも一つの重要な経験だと思います。

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