ミュンヘンから電車で2時間、ギーンゲンという小さな町は、シュタイフ社のテディベア発祥の地です。シュタイフといえば、今では日本のデパートのおもちゃ売り場にもコーナーが設けられているほど人気のぬいぐるみ会社です。人気商品はなんといってもクマのテディベア!

クマのぬいぐるみはたくさん生産されていますが、世界初のテディベアはシュタイフが作ったとも言われています。

ギーンゲン出身のマルガレーテ・シュタイフが義妹のためにゾウの針刺しを作ったのがはじまり。この町にはシュタイフの工場があり、2005年には併設のミュージアムが新しく建てられました。日本人にも人気の観光スポットのようで、ちゃんと日本語のガイドとパンフレットも完備してあります。






館内は基本的にツアーで回ります。テディベアが(もちろん録音ですが!)館内を案内してくれます。どこを見てもぬいぐるみばかり! 実物大もありそうなキリンやクマやゾウのぬいぐるみはまさに圧巻です。シュタイフ製を示す耳のボタン(Knopf im Ohr)はどのぬいぐるみにもついています。

やはり興味を引くのが19世紀後半当時のマルガレーテの裁縫部屋の展示です。ヴィンテージのぬいぐるみ以外にも歴史的価値の高い展示物がたくさんあり、子供だけでなく大人も十分に楽しめます。

館内にあるミュージアムショップは品揃えが豊富で、ついつい手にとってしまいたくなるほどかわいいアイテムがいっぱいあります。敷地内にはアウトレットショップもあり、通常の30~50%ほどの値段で販売されています。

ギーンゲンの街にはあらゆるところにテディベアモチーフがあり、駅からミュージアムまではクマの足跡をたどっていけます。他にはマルガレーテの生家やお墓もあり、小さな街ですが見所満載! 日帰り旅行にはぴったりの場所です。


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