大都市には普通複数の百貨店があるのが普通と思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、バルセロナは大都市にも関わらず百貨店は「エルコルテ・イングレス」があるのみです。

この「エルコルテ・イングレス」はバルセロナ市内に数軒ありますが、旅行者の方が使われるのはカタルーニャ広場の横にある店舗だと思います。

外観は日本の百貨店の印象とはだいぶ違い無機質な印象を受けますが、一歩店内に足を踏み入れると、化粧品売り場が広がっていて、「あぁ、百貨店に間違いない」と思われると思います。


地下2階(売り場は地下一階まで)地上10階(スペイン風に数えると地上9階)の百貨店ですので、化粧品だけでなく、本やドレス等、とにかく品揃えが多いので、見て歩くだけでもとても楽しいと思います。

観光で訪れた方に特にお勧めなのが、地下の巨大スーパーマーケットです。地元民の日々の生活に必要な生鮮食料品からワインやカヴァなどのアルコール飲料、お土産に便利な名産物、お菓子等、とにかく品揃えは豊富です。そのため、いつもお土産を購入しに来た観光客がたくさんいます。お客さんが多いので、レジの待ち時間はかなりかかる事もありますので、時間に余裕を持って行くのをお勧めします。

また、スーパーマーケットから出た所にあるリンドールのチョコレート売り場はチョコレート好きなら夢の様な光景かも知れません。豊富な味のリンドールのチョコレートが量り売りなので、好きな物だけを、また、食べた事ない味を混ぜてと、好みの方法で購入できます。

バルセロナはトイレ事情が日本とだいぶ違って、散策中にトイレに行きたくなったら、バルやカフェに入って一品注文してトイレを借りる事が多いです。しかし、百貨店には当然トイレがありますので、コーヒー等を飲みたくなくても気軽にトイレに行く事ができます。

ただし、ワンフロアーが広い上にトイレはかなり目立たない所にあります。トイレ目当てでエルコルテ・イングレスに行く時は時間に余裕を持って行って下さいね。


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