今やツイッターやフェイスブックで旅先からも、一斉に多くの友人に旅の近況報告ができてしまう時代で、ポストカードを出す人はひと昔前に比べて随分と減ってしまったようです。
でも、外国の切手が貼られ、外国の消印が押してあるポストカードには、SNSにはない趣と魅力がありますよね。
とはいえ、ネパールの郵便事情、お世辞にもいいとは言えません。




特に地方から出した郵便物は、まずはカトマンズの中央郵便局まで集められるのですが、毎日送られるわけではなく、ある程度の量が溜まったら、送られるというかなりゆるい感じのため、カトマンズまで何日かかるのかわかりません。
カトマンズの中央郵便局まで来てしまえば、日本まではたいてい1週間程度で着くのですが、カトマンズまでに来るのに時間がかかり、日本にハガキが着いたのは1ヶ月後だったという人もいるくらいです。
カトマンズに来る途中でどこかで紛失してしまったのか、結局届かなかったという友人もいましたしね。
カトマンズで出したとしてもゲストハウスのカウンターなどで出すのは、やはり信用できません。
毎日郵便局に行くわけじゃなく、行く用事があった時についでに出しておくという感じがほとんどだと思います。
出し忘れたままになっていることだってあり得ます。




だから、一番確実なのは、カトマンズのスンダラにある中央郵便局に自分で持って行くことです。
カトマンズの中央郵便局、見た目はあまりにも殺風景で、全然システマチックではないのですが、ポストカードを出すのはそう難しくはありません。
まずは「STAMP SALLING」(切手販売)と書かれたカウンターで出したいハガキを渡します。
職員さんが宛名の国名を見て、切手の料金を言うので、言われただけ料金を払ってください。
カウンターの中の職員が切手を貼って消印を押すのを確認しましょう。(消印が押してない切手を剥がして、再度売ることもあるようです)
あとは、運を天に任せ、ポストカードが無事届くのを待つのみです。
日本のように確実ではないネパールの郵便事情ですが、だからこそ、無事届いた時には嬉しくなってしまうものです。


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