香港には鶏蛋巻(ガイ・ダーン・ギュン)と呼ばれるお菓子があります。
英語名はエッグロール。そのまんまですね。
日本にも似たようなお菓子がありますが。

鶏蛋巻は、スーパーにも売ってますが、なんと専門店もいくつかあります。
いろんなお店が作っていて、それぞれに味、甘味、さくさく感、風味が違います。
老舗のお店も何店かあり、徳成号、鉅記、奇華、恒香などが、鶏蛋巻の有名なお店です。




中でも一番人気は「徳成号」。
ここの鶏蛋巻は、通常で1カ月待ち、新年前などは3カ月待ちにもなるという、おそるべし人気店です。
私も予約して買ってみましたが、食べる前は、「エッグロールなんて、どこのも似たようなもんだろう」と思って、特に期待していなかったのですが、食べてびっくりでした。
今まで食べてたエッグロールはなんだったのか、というほど、おおげさでもなんでもなく、本当においしかったです。
バターと卵の濃厚な香り、そしてぎっしり、どっしり感。そしてなんともいえないサクサク感。
「徳成号」の鶏蛋巻を食べてしまうと、他のメーカーのものが食べられなくなるといってもいいぐらいです。

普段、お菓子としても食べますが、新年や、その他の行事のときの手土産にすることも多い鶏蛋巻。香港の代表的なお菓子の紹介でした。


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