日本の文化が世界に継承されていることは素晴らしいことだといつも思っていますが、アブダビ(Abu Dhabi)を訪れた時に、茶室を見つけた時には正直びっくりしました。

 その茶室を見つけたのは、エミレーツパレスホテル(Emirates Palace Hotel)。
各フロアを少し探検していた時に見つけたのです。
アブダビの黄金の雰囲気に日本の茶室があるなんて思ってもいなかったので、すぐに写真に収めました。




 その茶室は「緑水庵」という名が付けられていて、「緑と水に恵まれた心のオアシス」となるようにという意味が込められています。

京都の千玄室大宗匠が、茶室披きの為にアブダビまで赴き、アブダビ首長国のシェイク・ムハンマド・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン皇太子殿下と共に新しい茶室を開くセレモニーなどを行ったということが記してありました。

 日本から遠く離れたアブダビにも、日本の文化が伝わっていて、このように素晴らしい文化の交流となる茶室が置かれていることは、日本人としても嬉しいものでした。


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