鮮やかなオレンジ色がシンボルカラーのインドネシアの郵便局。
日本では、郵便物は全て家まで配達してもらえるのが当たり前ですが、ここインドネシアではそうではありません!

私の住んでいる島では、手紙や書類は各家庭に配達してもらえますが、郵便小包は各自が郵便本局まで取りに行かなくてはなりません。
もちろん郵便本局から遠い地域に住んでいる場合は家まで届けてもらえるようですが、配達にはかなり時間がかかってしまいます。




小包を受け取る予定の人は各自電話かインターネットで、荷物が届いているかどうかを追跡しないといけません。
事前に送り主から荷物の問い合わせ番号を聞いておかなくてはならず、サプライズのプレゼントを受け取るなんて、無理な話なのです。
特に海外から送られてくる小包EMSに関しては、郵便本局に税関職員がやって来て、全ての小包を開封し中身を検査します。
ですから、受け取る時には中身がぐちゃぐちゃになっていたり、箱がボロボロになっていることは日常茶飯事です。
荷物が届いてからも税関の検査や郵便業務の一環である書類づくりに手間取るため、荷物をすぐに受け取れず、何度も足を運ばないといけないこともしばしばです。




ここは南の島インドネシア。
何事にも効率を求めず、郵便作業もゆっくりのんびりと進められているのです。


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