ベトナムは旧正月のテトが重要なイベントです。その為、年越しのカウントダウンは静かに過ぎて行くのかと思いきや、町中に人が溢れ、大変な盛り上がりを見せてくれます。そんな年越し花火をレポートしたいと思います。

花火は色々な所で上がると言われていますが、一番人気なのは1区のサイゴン川の年越し花火です。夜8時頃には道路が規制され、サイゴン川沿いの一部区間は歩行者天国となります。いつもはバイクで埋め尽くされ排気ガスまみれの道路を悠々と歩けるのは、とても気持ちがいいです。






花火会場はマジェスティックホテルの目の前です。11時頃にはものすごい数の人が集まり、身動きが取れなくなります。

1月1日深夜0時、花火がスタートです。花火が上がる度に盛り上がるベトナム人。連発で上がれば歓声も大きくなり、日本の除夜の鐘が鳴り響く厳かな感じは全くありません。約15分の花火が終わると、メインイベントが始まります。






まずは人の波が押し寄せます。これは日本の花火大会と同じ光景です。その後、バイクの波が押し寄せて大渋滞となります。誰も道を譲らないので、街がカオス状態となります。これぞベトナム!という光景が見られると思うので、ぜひ安全な場所から見学してください。






もちろん川沿いで花火を地元の人たちと見るのも楽しいですが、川沿いにはたくさんのホテルがあるので、ホテルの客室やレストランから優雅に眺めるのもお勧めです。そして人が集まるところにはスリなどが多発していますので、貴重品の管理には十分気をつけて下さい。

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