気力体力が勝負！ブラックフライデーショッピング【アメリカ】

サンクスギビング翌日の金曜日は、ブラックフライデーと呼ばれ、一年で一番お買い物が盛り上がる日です。ネットやテレビなどでは、それぞれのお店の超目玉商品や、何を買うかといった特集が組まれ、購買意欲を掻き立てられていきます。CMもほぼすべて、ブラックフライデーセールがらみ。

店舗でのブラックフライデーセールは、金曜日の早朝の店舗オープンとともに、10時前後には終わるといったところが多いので、まずは、行きたいお店を絞るところから計画のスタートです。

そして木曜日、サンクスギビングディナーを済ませた後、少し仮眠を取ってから、真夜中すぎに起き出して、真っ暗な中出かけて行くのです。郊外のアウトレットモールに行こうと思って、開店の2時間前に着くように逆算して出かけたはずなのに、既にハイウェイが大混雑で出口から降りられず、結局間に合わなかったという話もよく聞きます。

早起きをして、寒空の中お店の入り口に並んで、何とかお目当ての品物にたどり着き、最後に、レジで再び長蛇の列。セールを勝ち抜くには、まさに体力がものを言います。

今はインターネットショッピングも盛んですが、ネットには出ない投げ売り商品が山のように並ぶので、やっぱり出かけないわけにはいきません。セール品が50％オフ、さらにそこから30％オフだとか、オリジナルプライスに関わらず、トップスがすべて5ドル(550円)などと言われると、眠いのも寒いのも疲れも一瞬で吹き飛びます。

店舗の開店時間も、今では、どんどん早くなってしまって、とうとう、サンクスギビング当日にお店を開けるところも。よいものにあたれば、本当にお得なブラックフライデーセール。お出かけの際には、十分に暖かい格好でどうぞ。