ソンテオ
ソンテオ

かつて北タイ一帯を配下に治めていたランナー王朝の首都として栄えた、古都チェンマイ。
多くのツーリストが訪れる街なのですが、バンコクと違って公共の交通機関が今ひとつ発達してないので、足の確保が大変です。

一応路線バスのようなものはあるのですが、設置されてはいつの間にか廃線になっていたり、来る時間が読めなかったり。
観光客に使いこなせるような代物ではありません(住んでいても難しいのですから)。
バンコクのようなBTSや地下鉄もないし、流しのタクシーもほとんどみかけません。
そんなチェンマイでツーリストの足となるのがソンテオ(ピックアップトラックの荷台にベンチとホロをつけたようなもの)とトゥクトゥク(バンコクでもおなじみのオート三輪車)。
いずれもメーターがないので、交渉制になります。

ソンテオはルートバスのように決まったルートを走るものもありますが、街中を流している赤いソンテオは相乗りタクシーのように使うことができます。
もし、あなたの先に誰か乗っていたら、その人を行き先に届けてから、あなたの行き先に行くことになるので、ちょっと思っていたよりは時間がかかってしまいますが、乗り合いなので仕方ありません。
ちなみに旧市街地から旧市街地などの近場はソンテオなら1人20バーツ(60円)程度。
2人なら40バーツ(120円)。
行き先が遠くなると値段はあがります。
貸し切る場合は、1時間400バーツ(1200円)程度が相場です(10人は乗れます)。
有名なドイステープなどはルートソンテオで行けますが、郊外のスパや穴場のお寺などに行く場合は、帰りの足の確保ができないので、往復でチャーターすることをお勧めします。


トゥクトゥク
トゥクトゥク


ターペーゲートやワットプラシン近辺、大きなモールの前ではトゥクトゥクもよく見掛けます。
こちらは、近場は60バーツ(180円)から。
貸切は1時間300バーツ(900円)程度が相場です。
ちょっと揺れと振動が激しいので、遠出するにはオススメしませんが、近場ならこれで十分でしょう。
ただし、ドライバーの英語は片言、あるいはほとんどできないこともありますので、身振り手振りで意思疎通を(値段交渉は最初にしっかりしておかなKと後でトラブルのもとになります)。
ホテルのレセプションなどで行き先をタイ語で書いてもらうと安心かと思います。


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