中国「新たな質の生産力」発展を支援…減税・税金還付額が1兆元超える＝中国報道

国家税務総局が発表した最新の増値税（付加価値税）インボイスデータによると、現行の政策のうち、科学技術イノベーションを支持する主要政策の1-8月の減税及び税金還付額は1兆3336億元（約29兆円）にのぼった。

また、第1-3四半期（1-9月）、中国企業の研究開発・技術サービス購入額は前年同期比で6.1％増加し、研究開発への投入強度が持続的に高まっている。

1-9月、科学研究・技術サービス業の売上高は同22.3％増加し、知的財産権集約型産業の売上高は同11.5％増加した。戦略的な新興産業も好調を示している。全国ハイテク産業の売上高は同15.2％増、設備製造業の売上高は同9％増だった。

デジタル経済と実体経済の融合が深く推進されている。同期間、デジタル経済の核心産業の売上高は同10.6%増加した。中でも、デジタル製品製造業が11％増、デジタル技術応用業が14.5％増だった。全国企業のデジタル技術購入額は同10.6％増となった。

同局の責任者は、『「新たな質の生産力」の発展を支援する各種税制優遇政策を持続的に実施する』と述べた。