夏のイベントが次々と始まる7月。
その中でフランスでスポーツの伝統行事の1つといえばツール・ド・フランス。
毎年7月に3週間あまりかけて行われる自転車ロードレースです。
毎年ルートが変わりながら、最終ステージはパリを華々しく駆け抜ける夏の風物詩は、自転車が通過する市町村にとっては殊更その年の一大イベントになることでしょう。

 そんなツール・ド・フランス、2023年のコースにはブルゴーニュ・フランシュ・コンテの東にある町ベルフォール(Belfort)も含まれています。
全21ステージ中、20ステージのスタート地点となるベルフォールは、ヴォージュ山脈をはじめとする素晴らしい自然の景色を擁します。
観客たちはその景色を楽しみながらの観戦となるでしょうが、アスリートたちは恐らくそれよりも勾配をどのように攻略するかに集中することでしょう。




 そんなベルフォールで7月15日、ツール・ド・フランスの前哨戦的日程に組まれた自転車ロードレース、「ツール・デュ・テリトワール・ド・ベルフォール」が開催されました。

第12回目となるこのレースはテリトワール・ド・ベルフォール県の自転車愛好家や、フランシュ・コンテの自然を親しむ人々にお馴染みのイベントとなってきています。
城塞の上のライオン像に見守られながら快晴の空の下、元気にスタートを切りました。
 2023年、マイヨ・ジョンヌ(ツール・ド・フランスの個人総合1位の人に与えられる黄色いジャージ)の行方はいかに。


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