6月中旬にメキシコ南部で大きな地震があり、首都のメキシコシティでもそれなりに揺れました。
メキシコは地震の多い国であり、1985年の地震ではメキシコシティで1万人以上が亡くなったと言われています。
このため、学校やオフィスでは1か月に1回の避難訓練が義務付けられています。

では、メキシコの人は地震が起きるとどのような行動をするのでしょうか。
まず、机の下に隠れるという考え方はありません。外に出ると教えられています。
よって地震が起きると多くの人が外に飛び出します。

そして、水道やガスなどのライフラインが自動的に停止します。
この停止が日本よりも過敏で、震度3程度の揺れでも停止することがあります。
一旦停止してしまうと、業者を呼んで作業をしてもらわないと復旧しないのでまずは、飲み水の確保をしておくことが大切になります。
日本人は地震に慣れ過ぎているために、地震が起きても平然としていることが多いのですが、メキシコ人は小さな揺れでもパニック状態になることも知っておきましょう。


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