バリ島の東沿岸からボートに乗って1時間ほど行くと、バリ州の小さな離島が3つあります。
ヌサレンボガン、ヌサチュニンガン、ヌサペニダの3島で、総称してヌサペニダと呼ばれています。




海水は、数百年かけて地球中を巡り、太平洋の北側で深海に沈み、日本の沖を通って赤道に向けて上昇し、バリ島の沖で精度が最も高い海洋深層水が海面に上がってくるといわれます。
このバリ島の沖・ヌサペニダの海域は、海流が速く、透明度も高くて、ダイビングのメッカとして知られます。




浅い海域でも、ダイビングよりも手軽なシュノーケル(スノーケル)で十分に海の中の世界を楽しむことができます。
天候に恵まれたこの日は、強い海流を利用したドリフト形式で、生命豊かな海の世界を満喫してきました。
海底をびっしり覆うサンゴたち、色とりどりの熱帯魚、数えきれないほどの種類の魚群。
透視度も高く、遠くまで続く海底を見渡すことができました。




運が良ければ一年を通してマンタが見られるのだとか。
さらに、非常に稀ではあるけれど、ふだん深海にいるマンボウが登場することもあるそうです。
透明度がバリで最もよくシュノーケル、ダイビングと楽しめるポイントです。
7月から10月の乾季の時期は特に水温がかなり下がるため、防寒は必須。




ヌサペニダには乗合の連絡船で渡る方法もありますが、手つかずの自然の過酷さは想像以上。
また、現地には十分な交通手段もありません。
シュノーケルを楽しむには、専門のガイドと一緒にチャーターボートで行く方が断然おすすめです。


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