2023年の夏、フランスの市民そして市町村は、7月14日の革命記念日を、それぞれの判断を下しつつ祝いました。

フランスのこの重要な祝日当日には毎年複数の町で花火大会があります。
それとは別に自分たちの町でセレモニーやイベントを開催する場合、前日の13日を選ぶという選択も。
ですがこの夏、恒例の花火大会については2つの懸念が各市町村の判断材料にあがりました。

 1つは乾燥と猛暑による火災のリスク、もう1つが6月末に起きたパリ警察のドライバー射殺に対する抗議・破壊行動を受けたセキュリティ問題です。
かくして例年通り花火大会やセレモニーを実施する以外に、花火を取りやめて光のアートショウなど新しいイベントを試みた町も。
「20 minutes 」誌では、花火大会を見送った街の例として、ストラスブール、ペルピニャン、ニーム、ルルド等を挙げています。

そんな、いつもより少し落ち着いた雰囲気で迎えた革命記念日。
ブルゴーニュ・フランシュ・コンテの東部の町ベルフォール市民は、教会前広場にできたミニミニビーチ(砂場と呼ぶなかれ!)、「ベルフォール・プラージュ」で本格的なバカンスシーズンの前半を満喫していました。


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