いつもとは違う場所で郵便を投函しようと郵便ポストを探してみると、案外見つかりにくいことがあります。
またいくつかは「無事に集配され、目的地に届きますように」と願いたくなるようなものも。




 1つの目の例がポストの設置場所。
写真の某駅にある郵便ポストは駅前に伸びた道から30m程外れた駐車スペースの端にあります。
植木と車に半ば埋もれるような控えめな存在なので、場所を知らない人は横に細長い楕円形のロータリーを一周して探す必要があります。




 そして壁に直接設置してあるポスト。
店舗や一般の住宅がある壁に埋め込まれているものを時折見かけ、投函口が1つのタイプの場合、遠目には一般の郵便受けにも似ています。
そして実際に間違うケースを想定し、ポストに「この中に新聞等入れないように」と刻印されているのは一応気が利いている、と言えるでしょうか。
また、色はくっきりとした黄色、グレー、そして黄色がかった白?も。




 ところで最近ポストの口に注意書きが貼られているのを見かけます。
「郵便物を入れても手は入れないで」、といった注意書きです。
受け口の形状のせいでしょうか、手も一緒に口の中に入れ無造作に引っ込めようとすると時折引っかかることがあるのです。
どうやらそんな声がある程度の数寄せられた為に貼られたのでしょう。




 2024年1月時点の国内普通郵便料金(20gまで)は1,29ユーロ、国際郵便は1,96ユーロ。
後者は最近上がったばかりのような印象でしたが更に値上げとなりました。
年に2度料金が改正されたこともあったフランス国鉄は2024年、久々に据え置きに決めたのはせめてもの救いというところでしょうか。
 尚、道端には古着を寄付するためのポストや空き瓶回収ポスト等もあるのでお間違えのないように。



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